免疫力を高めるには

免疫力が強いと、風邪やインフルエンザ、生活習慣病、癌などを予防することにつながります。

この免疫力を高めるには、運動、睡眠、ストレスをためないなど生活のしかたが重要で、とりわけ食生活の改善とストレスをためないことが鍵を握ります。

「免疫力を高める」には、免疫バランスを整える。免疫力を上げる。の二通りがあります。

■喫煙をひかえる

タバコ煙は直接肺に吸入されるため、肺に存在する免疫細胞や肺組織に影響があります。その結果、肺がんなどを誘発するリスクが高まります。

■適度の飲酒を心がける。

アルコールやその代謝産物は、免疫毒とさえいわれています。

常習飲酒家は発がん率が高いこと、呼吸器系感染率が高いことが最近分かって来ました。

また、 アルコール性肝障害では、C型肝炎ウイルスの感染がよく見られることなどから、アルコールが免疫力を弱める事例と考えられています。

■質の良い睡眠をとる。

睡眠の乱れによって、免疫力は低下します。たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで、免疫力は高まると言われています。20分ぐらいの昼寝でも、免疫力を高めます。

■ムリのない適度な運動をする。

免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。ウォーキングやジョギングなど軽めの有酸素運動の継続が免疫力を高めます。

■笑う。

笑うと身体の免疫力がアップします。笑うとNK細胞の活性化につながるからです。

■充分な休養などでストレスをためない。

ストレス(不快・非充足)が免疫力を低下させます。ストレスを感じた時は、NK細胞の活性は低下し、癌の芽が出やすくなります。

そして、ストレスの積み重ねが癌にまで大きく影響します。ストレスに負けないためには「適切な休養」「積極的休養」が大切です。

■爪をもむ。

手の指の爪の生えぎわの角をもむ(人差し指と親指で生えぎわの角を10秒から20秒、少々痛いくらいにつまむ)と、 リンパ球をふやして副交感神経が優位になり、血行が促進され免疫力が高まるといわれています。

■体温を下げない。

平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化するといわれているように、体温は免疫力を大きく左右します。

また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下 し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して様々な病気や感染病の原因にもなってしまいます。

■日常の飲料水に気をつける。

水道水は発ガン性物質などの問題があるにせよ、塩素消毒などのお陰でなんとか飲めるようになった水です。

しかし、これはあくまでもビル・マンション・家の入り口までのことです。

水道管のサビの問題もあって、一戸建のご家庭での朝一番の水は、飲用・調理用には不適当なため掃除・洗濯などに使用するように指導されているのが現状でしょう。

また、ビル・マンションなどでは、受水槽で一旦貯水しポンプで屋上の高架水槽まで送り、その水を落差を利用して配水しておりますが、この仕組みでは、住人の方が使用されている水がほとんど貯留水で、その過程で、雑菌の繁殖が憂慮されます。

■薬・抗生物質を乱用しない。

薬や抗生物質は、緊急、命の危険、重病、慢性病、感染症以外はなるべく服用を控えましょう。

薬や抗生物質への安易な依存は、長期服用の副作用は言うに及ばず、免疫力の低下につながります。

■バランスの良い食事を心がける。

現代は食生活の偏りなどにより栄養バランスが乱れ、そのために免疫に大切な栄養が不足し、免疫力低下を招いていることが多く見られます。

免疫力を大きく左右するのが食事であり、「6つの基礎食品」からバランスよく栄養をとることがその基本です。

1群は肉・魚、2群は牛乳・乳製品、3群は緑黄色野菜、4群は淡色野菜・果実、5群は穀類・いも類、6群は油脂製品です。

■免疫力を高める(調整する)健康補助食品を利用する。

免疫力(自然治癒力)が正常に働けば、誰にでも発生する癌細胞は攻撃され、癌にはなりません。日頃から、免疫力を高めるトランスファーファクター、アガリクス冬虫夏草、プロポリスなどを摂取して予防を心がけましょう。

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