藍といえば、収穫した葉を原料にして藍染をはじめとして様々な製品に活用されていますが、実は、藍は栄養素が高い植物であり、食品としても注目されています。
特に、ポリフェノールや食物繊維が非常に多く含まれていることから、粉末状の藍葉を使用した青汁やハーブティーが実際に商品化されております。
また、生薬としての効果・効能を含めたサプリメントも開発されており、飲料だけでなく、健康食品にも応用されております。
さらに、藍という植物は、葉をちぎると、ちぎったところから根が伸びてくるほど栄養吸収に貪欲な植物ですから、根の力が強く、土壌さえしっかりしていれば、土壌由来のミネラルが豊富に含まれていることになります。
このため、食物繊維、ビタミン、ミネラルに加え、鉄や亜鉛も豊富に含まれており、これが、青汁の素材として活用されるのです。
青汁を飲む目的の一つとしては、不足している食物繊維を補うことにありますが、藍には、明日葉やケールよりも食物繊維が圧倒的に多く含まれており、ケールの2倍も含まれているといわれております。
このため、便秘気味で悩んでいる人や、腸の調子が良くない人にもお勧めです。
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