交通事故の多い時間帯と場所

信号をしっかり守り、決められた通学路を歩いていても、暴走した車が歩道に突っ込んできて、児童が巻き添えをくって死傷する事件が絶えません。

最近多いのが、高齢者による車両事故です。高速自動車道における逆走、駐車場におけるブレーキとアクセルの踏み間違いによる転落事故や店舗などへの衝突などです。

このような突発的な事故は、大人でもさけることは難しく、ましてや、児童の場合はなおさらでしょう。

交通事故が多発する時間帯は、朝8時から10時、夕方16時から18時だそうで、これは、通勤・通学の時間帯になります。

また、死亡事故が多いのは、16時から20時の間が最も多く、事故全体の1/4を占めているそうです。

この時間帯は、帰宅ラッシュにあたり、人も車も多い上に、夕暮れ時は視認が難しくなるため、互いの距離もつかみにくくなります。このため、高齢ドライバーにとっては、まさに、魔の時間帯とも言えるでしょう。

また、夕暮れ時は、歩行者が車との距離感を誤り、無理な横断に至るケースも多くみられるため、昼間よりもさらに慎重な運転が必要となります。

交通事故が多発する場所は、交通量の多い市街地交差点です。交通事故の8割近くが市街地で起きており、特に、市街地の交差点や交差点付近は、事故全体の4割を占めている多発地帯なのです。

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