防犯カメラ設置上の注意点

せっかく防犯カメラを設置しても、あまり効果の無い場所にとりつけても意味がありません。次の点に注意しましょう。


■カメラの最低照度以上の明るさがある。
性能表の最低照度の数値と周囲の明るさを確認しましょう。きれいに撮影するには、最低照度の3倍くらいの明るさが必要です。


■夜間撮影をしたい場合に撮影が続けられること。
夜間でも、ある程度の明かりがあれば、高感度カメラでも撮影できますが、まったく明かりのない場所では赤外線が必要となります。


■撮影したい場所が映せること。
カメラの取り付け位置によって撮影範囲が大幅に変わります。このため、実際にカメラに映しながら向きを調整しましょう。


■カメラに死角ができていないこと。
例えば、入り口の撮影でカメラに映らない場所があっては意味がありません。一目で全体を見渡せるように設置して、死角ができないようにしましょう。


■撮影した時の被写体のサイズに注意。
撮影したい目的にあわせ、ズームを調節します。顔を確認したい場合は上半身が映るようにし、全体的な動きを見る場合は、エリア全体を見渡せるサイズで撮影するなど、目的に応じて変更しましょう。


■プライバシー問題に注意
特に、屋外撮影では、隣の家が映ってしまうなどプライバシーに注意が必要です。最近では、防犯カメラでもプライバシーに配慮した機種が多くなっています。

 携帯用隠しカメラの種類