体外離脱と幽体離脱

ヘミシンクの効果の一つに「体外離脱」があります。この言葉は、欧米において、Out of Body Experience(OBE)という言葉を、多くの精神世界の研究者が使うようになったため、その訳語である「体外離脱」という言葉が国内にも導入され、使われるようになったのです。

対外離脱とは一種の変性意識状態で、肉体からの強い分離感を伴い、肉体とは異なる身体を使って、物理的な現実とは異なる霊的な世界で活動することを言います。

このため、残っている生身の肉体を動かそうとしても動かすことは出来ませんが、その一方で、離脱した霊的な身体は、簡単に動かすことが出来るのです。

これは、明晰夢・覚醒夢・透視と同質のものではありますが、体外離脱状態では、肉体からの強い分離感を伴うと共に、肉体とは異なる身体をはっきりと動かし使っているという感覚があると言う点が異なります。

こうした現象を、日本では昔から「幽体離脱」と表現しておりますが、「体外離脱」とほぼ同じ概念です。

しかし、幽体という言葉自体が、オカルト的なものに結びつきやすいことから、現代的なスマートな言い方として「体外離脱」という言葉が、より一般的に使われるようになりました。

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