化粧水とは

「基礎化粧品」と言われるもので、必ずと言ってよいほど含まれているのが化粧水です。特に、日本の女性にとっては、化粧水はそれほどなじみのあるものです。

日本で化粧水が広まったのは、江戸時代といわれています。当時はスキンケアとしてではなく、おしろい粉を溶くための水やおしろいの下地のような役割で使われていたようです。

それが、時代とともに変化して今のような基礎化粧品としての位置づけになりました。基礎化粧品として化粧水を好む傾向が強いといわれる日本人に対して、欧米の基礎化粧品は、クリームやオイルなどが主流で、化粧水は洗顔後の肌を整える程度の存在であることが多いようです。

湿度が高い日本では、油っぽいものよりも、さっぱりとした水溶性のものが好まれます。

ためとも言われておりますが、硬水が多い欧米と比べて、やわらかで甘い軟水に恵まれていることも影響しているかもしれません。

キメが細かく皮膚が薄い傾向にある日本人の肌は、どち らかというと刺激に弱く乾燥しやすい。そんな肌にとっても、化粧水状のものというのはなじみがよかったのかもしれません。

機能性化粧品の賢い選び方