足の衰えと健康リスク

古くからの養生訓で「老化は足から」という言葉がありますが、筋肉を使わないとどんどん筋肉量が減少するそうです。

すなわち、ごく普通の日常生活を送っている人は、歳をとるとともに、足の筋力は20才代をピークに年平均で筋肉の減少量は1%ずつ減少していきます。これは上半身の3倍のスピードです。

20才台の足の筋力を100%とした場合、40代才台で70%前後、60才台で52%まで下落するとのことです。

駅の階段を上るときに太ももが疲れる、歩行中や自転車で走行中によく人に抜かれる、歩いていてよく躓く、手足の先端が冷える、足がむくむなどと言った経験がある方は、足が老化している証拠です。

足腰は健康の土台となっていますので、足の筋力が衰えると、心臓疾患、静脈瘤、メタボリック症候群、血行不良 、転倒による骨折(高齢者は寝たきりになる恐れ)などといたったリスクが発生します。

「第2の心臓」と言われる足は体中に血液を送るポンプの役割をしていますが、足が弱ってしまうと、小さな心臓に大きな負担がかかってしまいます。

また血液は心臓から動脈を通って送り出しますが、足の血液を静脈を通して心臓に戻すには 筋肉ポンプを使うしかなく、筋肉が衰えると静脈瘤を疾病する可能性が高くなるのです。

これらは、ある日突然命に関わる疾病を起こすのがパターンですので、注意が必要です。

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