「隠れ肥満」には運動は必須

体重的にはそれほど太っていないのに、筋肉量が少なく、脂肪が多い状態を「隠れ肥満」と言いますが、特に、女性にこの傾向が多いようです。

隠れ肥満は、太っているという自覚がありませんし、もちろん、他人から見ても痩せていると認識されるため、改善するきっかけがなかなかつかめないのです。

しかし、隠れ肥満は健康面から見ると非常に危険な状態で、特に、生活習慣病に注意する必要があります。

見た目にも太っていれば、糖尿病や高脂血症などになりやすいということは誰でも分かるでしょうが、実は、隠れ肥満の人も同じような状態にあるのです。

このような隠れ肥満の人は、運動をして脂肪を減らすと同時に筋肉をつける必要があります。

同じ量の脂肪が落ちて筋肉が付くと、体重は増加します。これは、筋肉は脂肪より重いからです。しかし、これは、ダイエットになっているのです。

ダイエットは、ただ単に体重が落ちれば成功というものではありません。筋肉をつけずに、食事制限をしただけで体重を落としても、ちょっと食べ過ぎると、またすぐに太ってしまうからです。 このため、運動をして筋肉をつけ、健康的にダイエットを行うことが理想なのです。

メタボリックシンドロームとは