「ものもらい」になったらどうする?

「ものもらい」になったら、大抵の人は、まず眼帯をして目を保護しようとします。

そもそも、眼帯は外部からの異物に対して目を守るために使用するものとされておりますから、これをすることにより、外からの雑菌の侵入を防いだり、清潔を保ったりするために効果がありそうです。

しかし、実は逆効果となってしまいがちなのです。人間が汗をかくと、同時に脂も排出されております。

眼帯をしていると、していないときと比べて湿気が多くなり、雑菌も増えやすくなってしまいます。

この結果、「ものもらい」が悪化したり、増殖した雑菌によって別の病気になってしまったりする可能性も考えられますので、「ものもらい」が悪化しないように眼帯をするのは誤った対応と言えます。

特に、子供に眼帯をさせるのはよくありません。片目を塞ぐ眼帯は、10歳ぐらいまでの成長期の子供には、視機能の発育の妨げになって、弱視を引き起こしてしまったりするリスクがあるからです。また、コンタクトレンズは、使用を避けるようにしましょう。

女性は、アイラインを控え、メイクをしっかり落とすようにしましょう。入浴時に40度前後の湯船に浸かって、まぶた周辺を温めるのもお勧めです。

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