食事による男女の産み分け効果は?

食事による男女の産み分けの基本的な考え方は、食事によって、男性や女性の体をアルカリ性や酸性に傾かせて、男の子や女の子を産み分けようというものです。

男の子を生み分けたいなら、男性が肉や魚を中心に食べ、女性はサラダ中心の食事をとる。反対に、女の子を生み分る場合は、男性がサラダ中心の食事をとり、女性が肉や魚を中心に食べるというものです。

このような食事方法による、産み分けの効果はどの程度あるのでしょうか?

人間の体には、体温や血圧、体液の浸透圧やPHなどを一定に保とうとする性質があり、これを恒常性(ホメオスタシス)と言いますが、これによって、人間の体は健康を保つ事が出来ます。

このため、いくらこのような食事方法をとっても、体内のPHがどちらか一方に傾くとは考えにくいです。

男性の精子は、約3ヶ月前に作られ始めたものが射精されますから、もし、この食事法に効果があると仮定すると、男性は最低3ヶ月間、こうした偏った食事をしなければなりません。

これでは、体調を壊してしまう恐れがあるだけでなく、PHのバランスが崩れてしまえば、体にとっては非常に危険な事だとも言えます。

妊娠するためには、男性・女性共に健康であることが望ましいのですから、毎日の食事は出来る限りバランスよくして、健康的な体を維持する方が、産み分けには効果があると考えられるでしょう。

しかし、食事による産み分けの効果が全く無いとも言い切れません。例えば、男の子の産み分けに挑戦する場合は、その日の夜は男性に頑張ってもらう必要があります。

このため、夕食にはニンニクなど、気分や元気を盛り上げる効果のある食材を食べれば、食事による産み分けの効果があるとも言えます。

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