最初はどんなに激しい恋愛感情を持っていたとしても、時間が経ち、お互いを深く知るようになってくると、その恋愛感情も微妙に変化していきます。
「あばたもえくぼ」と言うように、付き合い始めたころは、全てが自分にとっては好ましく、愛の対象となっていたのに、時間たつにつれ、相手の欠点が見え始め、「あばた」は本当の「あばた」なにり、それが鼻につくようになって、恋愛感情も醒めてしまいます。
特に、男性の場合は、付き合い始めが100%とすると、それ以後は次第に下降する傾向にあります。これに対して、女性の愛情は、付き合い始めが20%程度しかなくても、それ以後は、おおむね上昇していく傾向にあるようです。
すなわち、男女間の愛情感情は、時間の経過とともに、恋愛感情がクロスしていくのです。
こうした差がでるのは、恋愛対象者として誰を一番重要視しているかという違いがあるためです。
男性は、本命の彼女がすでにいても、心の底では、もっと別の女性とも付き合いたいという願望があるため、恋愛対象者への思いが分散する傾向があります。このため、本命の彼女には90%の愛情、その他の女性には10%の愛情と分散することができるため、男の浮気はなくならないのです。
これに対して女性は、男性とは異なり、本命の彼一人に100%の愛情を注ぐ傾向が強いのです。
しかし、昨今は、男性が彼女一人にぞっこんで、女性が複数の彼氏に恋愛感情を持という逆転現象も起きているようで、女性の不倫も増えております。これも、女性上位、結婚難という時代の流れなのでしようか。
かつては、一世を風靡した「耐える女」、「一途に待つ女」をテーマとした演歌が流行らないのも無理はありませんね。
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