バイオ燃料とは

石油、石炭、天然ガスなど、人類が200年ほども前から使って来た化石燃料は、このままのペースで使い続けると、いつかは枯渇してしまいます。

また、化石燃料は燃焼すると二酸化炭素を排出して、これが、地球の温暖化の大きな原因になっていると言われております。

これに変わって注目されているのがバイオ燃料で、再生可能な生物由来の有機性資源(バイオマス)を原料にして、発酵、搾油、熱分解などの処理を行って作られます。

バイオ燃料も燃焼すると二酸化炭素を排出しますが、原料である作物の成長する過程において二酸化炭素を吸収しているため、これが相殺されて、排出量はゼロとカウントされます。これをカーボンニュートラルといいます。

バイオ燃料の原料には、サトウキビ、トウモロコシ、油やしなどを原料とする栽培作物系と、生ゴミ、下水汚泥、家畜糞尿などを原料とする廃棄物系の2つのタイプがあり、これらは、化石燃料のように枯渇する心配がありません。

この内、栽培作物系バイオ燃料には、サトウキビ、トウモロコシ、キャッサバなどを原料に、糖を発酵して作るバイオエタノールと、油やしや菜種など果実や種子に油を含む作物から搾油・抽出した原料油を加工して作るバイオディーゼル(BDF)があり、すでに実用化されています。

特に、バイオエタノールはオクタン価が高いためガソリンと混ぜて使うのが一般的で、日本では、法律で3%まで混合できるよう定められております。

ガソリンに混ぜて使用することによって、二酸化炭素の排出量を削減し地球温暖化防止に貢献するとともに、石油の使用量を削減することによってエネルギー資源を確保でき、さらに、廃棄物の削減に繋がる、いわゆる、地球にやさしいエネルギーとして注目されています。

その一方で、食料や飼料として利用できる資源を原料とすることは、森林破壊や食料不足を招くのでないかとの懸念もあります。

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